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おすすめの青春小説ランキングTOP8

今まで読んできて、面白いと思った青春小説を20代半ばの男が紹介します。

第8位 朝井リョウ/もういちど生まれる

彼氏がいるのに、別の人にも好意を寄せられている汐梨。バイトを次々と替える翔多。

絵を描きながら母を想う新。美人の姉が大嫌いな双子の妹・梢。

才能に限界を感じながらもダンスを続ける遙。

みんな、恥ずかしいプライドやこみ上げる焦りを抱えながら、一歩踏み出そうとしている。

若者だけが感受できる世界の輝きに満ちた、爽快な青春小説。

引用元:「BOOK」データベース

朝井リョウさんの連作短編集です。 5つの短編が収録されていて、ひとつひとつの短編が少しずつ繋がっています。

登場人物はほとんどが20歳前後の人物です。

登場人物のプライドや見栄が読む人の心をチクチクと刺激します。

第7位 柚木麻子/終点のあの子

プロテスタント系女子高の入学式。内部進学の希代子は、高校から入学した奥沢朱里に声をかけられた。

海外暮らしが長い彼女の父は有名なカメラマン。風変わりな彼女が気になって仕方がないが、一緒にお昼を食べる仲になった矢先、希代子にある変化が。

繊細な描写が各紙誌で絶賛されたオール讀物新人賞受賞作含む四篇。

引用元:「BOOK」データベース

とても面白いです。主人公が異なる4つの短編で構成されています。

ふたりでいるのに無言で読書という話が一番おすすめです。

クラスの女王様とオタク女子の交流を描いた話です。性格が全く異なる2人の絡み合いがとても面白かったです。

甘夏という話はクラスの中でもあまり目立たない森ちゃんという女の子が主人公です。

目立たない森ちゃんの変化が読んでいて楽しめます。

第6位 ポール・オースター/ムーン・パレス

人類がはじめて月を歩いた夏だった。父を知らず、母とも死別した僕は、唯一の血縁だった伯父を失う。

彼は僕と世界を結ぶ絆だった。僕は絶望のあまり、人生を放棄しはじめた。

やがて生活費も尽き、餓死寸前のところを友人に救われた。体力が回復すると、僕は奇妙な仕事を見つけた。

その依頼を遂行するうちに、偶然にも僕は自らの家系の謎にたどりついた…。

引用元:「BOOK」データベース

面白いです。文庫版で532ページある結構長めの本なんですが、あっという間に読めました。

僕はポール・オースターの作品の中でもこの作品が1番好きです。

アメリカの小説を読んだことがない人にもおすすめの作品です。

主人公が飢えていくところはヒリヒリしました。

第5位 新海誠/小説 言の葉の庭

また会うかもね。もしかしたら。雨が降ったら―。雨の朝、静かな庭で2人は出会った。

靴職人を志す高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野。迷いながらも前に進もうとする2人は、どこへ足を踏み出すのか。

圧倒的な支持を受けた劇場アニメーション『言の葉の庭』を、新海誠監督みずから小説化。

アニメでは描かれなかった人物やエピソードを多数織り込み、小説版ならではの新たなる作品世界を作り上げた傑作。

引用元:「BOOK」データベース

言の葉の庭のアニメもあるんですが、小説単体で十分に楽しめます。

全部で十話の短編とエピローグで構成されています。

一話ごとに登場人物が入れ替わります。 アニメ版では、少しだけしか出てこない登場人物にもスポットを当てて書かれています。

相澤祥子や伊藤宗一郎、秋月翔太、秋月怜美はアニメ版では少しだけしか出てきませんが、小説版では一話分の登場人物となっています。

様々な人物が描かれ、物語はクライマックスに向かっていきます。

第4位 朝井リョウ/桐島、部活やめるってよ

田舎の県立高校。バレー部の頼れるキャプテン・桐島が、理由も告げずに突然部活をやめた。

そこから、周囲の高校生たちの学校生活に小さな波紋が広がっていく。

バレー部の補欠・風助、ブラスバンド部・亜矢、映画部・涼也、ソフト部・実果、野球部ユーレイ部員・宏樹。

部活も校内での立場も全く違う5人それぞれに起こった変化とは…?

瑞々しい筆致で描かれる、17歳のリアルな青春群像。第22回小説すばる新人賞受賞作。

引用元:「BOOK」データベース

高校生がリアルに描かれていて面白かったです。

こんな人いたなとかこういう人いるよなと思いながら読みました。

桐島という登場人物は会話の中には出てきますが、直接の登場人物としては出てきません。

淡い恋心とかプライドとか嫉妬心とかそういう感情を刺激されます。

第3位 新海誠/小説 君の名は。

山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。

見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。

一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。

やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。

出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。

長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。

引用元:BOOK データベース

「君の名は」の映画が大ヒットしましたが、小説版は映画にも勝るとも劣らない面白さがあります。

映画を見た方が小説を読むと映画より細かい部分が分かって更に「君の名は」を好きになると思います。

もちろん映画を見てない方にもおすすめです。

僕は「君の名は」の映画を見るずいぶん前に小説を読んだんですが、読んでる途中で心臓がはねるという経験を読書人生で初めてしました。

心が揺さぶられる作品です。

第2位 村上春樹/海辺のカフカ

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。

家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。

小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。

引用元:「BOOK」データベース

田村カフカという15歳の少年の話と、ナカタさんという老人の話が並行して進んでいきます。

東京に住んでいた田村少年は家出をして四国の図書館で暮らすようになります。

田村少年はいろんな人に助けてもらいながら、様々な困難をくぐり抜けます。

夢の中のような出来事が起こったりします。

田村カフカ君は事情があって数日間、誰にも会わずに森の中にある小屋で暮らすことになります。

森の中での小屋の生活がとても印象に残りました。

この作品を語る上で欠かせないのが、ホシノ青年の存在でしょう。

ホシノ青年はナカタ老人と一緒に旅をすることになります。

この2人のコンビネーションが絶妙な味を出します。

第1位 川上健一/翼はいつまでも

青森県の中学三年生、神山は補欠の野球部員、平凡な生徒だ。

ある日米軍放送で聴いたビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」が彼を変えた。

聞き覚えてクラスで歌い彼はクラスで認められた。

多恵からも声をかけられ初恋の思いを抱く。

夏休み、さまざまなトラブルが彼を襲う。でも彼には仲間がいるし、ビートルズがくれた勇気もある。

「本の雑誌が選ぶ2001年度ベスト1」「第17回坪田譲治文学賞」受賞。

引用元:「BOOK」データベース

面白いです。読後感がとても爽やかな作品です。

何でこのタイトルにしたんだろうと少し不思議に思いました。

内容とタイトルが噛み合っていない感じがしました。

もっと良いタイトルにしたら、もっと多くの人に読まれる本だと思います。

神山少年が様々な困難を乗り越えて成長していきます。

著者の11年ぶりとなる作品です。

物語の序盤に出てくる大人に読んでいて腹立たしくなることもありましたが、中盤から後半の展開が素晴らしかったです。

神山君がビートルズの曲に勇気をもらって大人に立ち向かっていく姿に心打たれました。

神山君の淡い恋のシーンは読んでいて甘酸っぱい青春の味を思い出しました。

この作品を読んでいる時、自分が中学生の頃に戻っている感覚がしました。