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地球に住む人たちの文明が惑星規模の文明になるまで。2100年の科学ライフ/ミチオ・カク

引用:2100年の科学ライフ/ミチオ・カク

カク・ミチオさんはニューヨーク市立大学の理論物理学教授です。

タイプ1の文明は惑星規模の文明で、その惑星に降り注ぐ主星の光、およそ1017ワットを消費する。

中略

タイプ1文明の典型は、『バック・ロジャーズ』や『フラッシュ・ゴードン』に登場する文明で、そこでは惑星全体のエネルギー源が開発されている。

そうした文明の人々は惑星がもつ全エネルギー源をコントロールできるので、天候を自在に制御・変更したり、ハリケーンのエネルギーを利用したり、海上に都市を建設したりできるかもしれない。

彼らはロケットで宇宙を飛びまわるけれども、エネルギーの出どころはまだ惑星にほぼ限られている。

タイプⅡ文明には、100個ほどの近隣の星に植民地を作れるような、『スター・トレック』の惑星連邦(ただしワープドライブはない)が挙げられる。

彼らのテクノロジーは、恒星一個の全エネルギー出力をかろうじて扱えるレベルだ。

タイプⅢ文明に相当するのは、『スター・ウォーズ』シリーズに登場する帝国か、『スター・トレック』シリーズに出てくるボーグという機械生命体の種族かもしれない。

どちらも、銀河ひとつの大部分を植民地化して、数十億の恒星系を支配している。

彼らは銀河内の航路を自由に飛びまわれる。

中略

現代の地球の文明がタイプ1に到達するのにどれだけかかるかを見積もることもできる。

経済の後退や拡大、好不況はあるにしても、平均的な経済成長率を当てはめると、われわれはおよそ100年以内にタイプ1の文明に到達する計算になる。 ーーーーーーーーーーー 現在のわれわれの文明はタイプ0にあたる。死んだ植物、つまり石油や石炭からエネルギーを得ているため、この尺度では評価にさえ値しないのである。

こういう規模で考えると地球全体の規模でさえも小さく感じる。

先人が築き上げたものを利用させてもらって、現代を生きる人が文明を進歩させて、未来を生きる人たちが受け継いで更に進歩させる。

そうやって積み重ねていった先にタイプ1、タイプⅡ、タイプⅢの未来があるのだと思った。

その中で、自分は何をしようか?と思った。

あるタイプから次のタイプに文明が移行するのに、2500年くらいかかるみたいです。

未来に興味がある方は2100年の科学ライフを読んでみると楽しめると思います。

2100年の科学ライフが出版されたのが2011年です。

地球は100年以内にタイプⅠの文明に移行するの予想されているので、西暦2111年までにはタイプⅠになっていると思われます。

本書の中でタイプⅠからタイプⅡに移るのに、2500年かかると予想されているので、地球人がタイプⅡになるのは西暦4600年頃と思われます。

更にタイプⅢに移るのは西暦7100年頃だと予想できます。

この先にタイプ4の文明もあります。気になる方は本書を手にとってみてください。

銀河外からエネルギーを取り出しているタイプⅣ文明の可能性も指摘しておこう。銀河外のエネルギー源で唯一知られているのは、ダークエネルギーである。ダークエネルギーは、既知の宇宙に存在する物質とエネルギーの73%を占めており、一方、恒星や銀河の世界は宇宙の4%しか占めていない。タイプⅣ文明の候補となりうるのは、「スタートレック」シリーズに登場し、銀河外に及ぶ力をもつ神のような存在、Qかもしれない。