きりんのきもち

【書評】成功する人たちの起業術はじめの一歩を踏み出そう

マイケル・E・ガーバーの著作です。

「著者は、本書のなかで、スモールビジネスの経営者が陥りがちなワナをとても分かりやすく説明し、それを避けるための考え方を紹介しています。」

米国の成長企業500社のCEOがNo.1に選んだ本だそうです。

起業しようと思う人が読んでおいて損はない本だとおもいました。

この本は3つのブロックに分かれています。

PART 1.失敗の原因を知る

PART 2.成功へのカギ

PART 3.成功するための7つのステップ

PART 1 では多くの起業家が失敗する原因がテーマになっています。

事業を立ち上げようという人には3つの人格があると著者は言います。

起業家、管理者、職人の3つの人格です。

事業を始めたばかりの頃は、職人の人格が表に出てきます。

仕事量が自分の限界を超えたときに初めて人を雇うことになります。

人を雇う段階になると起業家と管理者の人格が表に出てくるようになります。

事業が経営者の扱える範囲を超えたときに会社内は混乱していきます。

混乱の解決方法は3つあります。

一つ目は職人が表に出ていたときの規模に戻ること。

二つ目は倒産すること。

三つ目はこのままのペースで頑張り続けること。

どの選択肢も良い選択ではありません。

ではどうすればいいか?

著者は『スモールビジネスを成功に導くヒントが、「事業のパッケージ化」の中に隠されていると考えている。』

事業のパッケージ化とは収益を生み出す事業を定型化して、パッケージにすることです。

フランチャイズビジネスは事業のパッケージを売る商売です。

著者はフランチャイズビジネスが成功したのは、事業の試作モデルを作るという考え方を取り入れたからだと言っています。

『試作モデルは、起業家のアイデアがどのくらい有効なのかを、机上の空論ではなく、現実世界でテストする場所でもある。』

上手くいく試作モデルを作ることが、事業を成功させる。

事業の試作モデルを完成させる考え方をまとめたものを事業発展プログラムと著者は名付けた。

事業発展プログラムは7つのステップで構成され、本の中で紹介されている。

1.事業の究極の目標を設定する

2.戦略的目標を設定する

3.組織戦略を考える

4.マネジメント戦略を考える

5.人材戦略を考える

6.マーケティング戦略を考える

7.システム戦略を考える

事業発展プログラムは基本となる3つの考え方がある。

1. 革新

2.数値化

3. マニュアル化

自分がいなくてもうまくいく仕組みを作ることが重要だと著者は言います。