読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おすすめの傑作青春小説ランキングTOP8

 

今回はおすすめの傑作青春小説を紹介したいと思います。

 

第8位 村上春樹/風の歌を聴け

1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
引用元:「BOOK」データベース

村上春樹のデビュー作です。

デビュー作ということで、僕は粗削りな印象を受けました。粗削りな文章の中にも才能の片鱗がうかがえます。

最近の作品と比べてみると面白いかもしれません。

1978年4月村上さんは神宮球場に野球を見に行ったそうです。

そこでヤクルトのデイブ・ヒルトンが二塁打を打ったときに「小説が書けるかもしれない」という啓示を得たそうです。

その試合が終わった後、原稿用紙と万年筆を買って、小説を書き始めたそうです。

それで完成した作品が「風の歌を聴け」です。

第7位 朝井リョウ/もういちど生まれる

彼氏がいるのに、別の人にも好意を寄せられている汐梨。バイトを次々と替える翔多。絵を描きながら母を想う新。美人の姉が大嫌いな双子の妹・梢。才能に限界を感じながらもダンスを続ける遙。
引用元:「BOOK」データベース

朝井リョウさんの連作短編集です。

5つの短編が収録されていて、ひとつひとつの短編が少しずつ繋がっています。

登場人物はほとんどが20歳前後の人物です。

登場人物のプライドや見栄が読む人の心をチクチクと刺激します。

第6位 柚木麻子/終点のあの子

プロテスタント系女子高の入学式。内部進学の希代子は、高校から入学した奥沢朱里に声をかけられた。海外暮らしが長い彼女の父は有名なカメラマン。風変わりな彼女が気になって仕方がないが、一緒にお昼を食べる仲になった矢先、希代子にある変化が。繊細な描写が各紙誌で絶賛されたオール讀物新人賞受賞作含む四篇。
引用元:「BOOK」データベース

とても面白いです。主人公が異なる4つの短編で構成されています。

ふたりでいるのに無言で読書という話が一番おすすめです。

クラスの女王様とオタク女子の交流を描いた話です。性格が全く異なる2人の絡み合いがとても面白かったです。

甘夏という話はクラスの中でもあまり目立たない森ちゃんという女の子が主人公です。

目立たない森ちゃんの変化が読んでいて楽しめます。

第5位 ポール・オースター/ムーン・パレス

人類がはじめて月を歩いた夏だった。父を知らず、母とも死別した僕は、唯一の血縁だった伯父を失う。彼は僕と世界を結ぶ絆だった。僕は絶望のあまり、人生を放棄しはじめた。やがて生活費も尽き、餓死寸前のところを友人に救われた。体力が回復すると、僕は奇妙な仕事を見つけた。その依頼を遂行するうちに、偶然にも僕は自らの家系の謎にたどりついた…。
引用元:「BOOK」データベース

面白いです。文庫版で532ページある結構長めの本なんですが、あっという間に読めました。

僕はポール・オースターの作品の中でもこの作品が1番好きです。

アメリカの小説を読んだことがない人にもおすすめの作品です。

主人公が飢えていくところはヒリヒリしました。

第4位 新海誠/小説 言の葉の庭

また会うかもね。もしかしたら。雨が降ったら―。雨の朝、静かな庭で2人は出会った。靴職人を志す高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野。迷いながらも前に進もうとする2人は、どこへ足を踏み出すのか。圧倒的な支持を受けた劇場アニメーション『言の葉の庭』を、新海誠監督みずから小説化。アニメでは描かれなかった人物やエピソードを多数織り込み、小説版ならではの新たなる作品世界を作り上げた傑作。
引用元:「BOOK」データベース

言の葉の庭のアニメもあるんですが、小説単体で十分に楽しめます。

全部で十話の短編とエピローグで構成されています。

一話ごとに登場人物が入れ替わります。

アニメ版では、少しだけしか出てこない登場人物にもスポットを当てて書かれています。

相澤祥子や伊藤宗一郎、秋月翔太、秋月怜美はアニメ版では少しだけしか出てきませんが、小説版では一話分の登場人物となっています。

様々な人物が描かれながら物語はクライマックスに向かっていきます。

第3位 朝井リョウ/桐島、部活やめるってよ

田舎の県立高校。バレー部の頼れるキャプテン・桐島が、理由も告げずに突然部活をやめた。そこから、周囲の高校生たちの学校生活に小さな波紋が広がっていく。バレー部の補欠・風助、ブラスバンド部・亜矢、映画部・涼也、ソフト部・実果、野球部ユーレイ部員・宏樹。部活も校内での立場も全く違う5人それぞれに起こった変化とは…?瑞々しい筆致で描かれる、17歳のリアルな青春群像。第22回小説すばる新人賞受賞作。
引用元:「BOOK」データベース

高校生がリアルに描かれていて面白かったです。

こんな人いたなとかこういう人いるよなと思いながら読みました。

桐島という登場人物は会話の中には出てきますが、直接の登場人物としては出てきません。

淡い恋心とかプライドとか嫉妬心とかそういう感情を刺激されます。

第2位 村上春樹/海辺のカフカ

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。
引用元:「BOOK」データベース

田村カフカという15歳の少年の話と、ナカタさんという老人の話が並行して進んで行きます。

田村少年は家出をして四国の図書館で暮らすようになります。

田村少年はいろんな人に助けてもらいながら、様々な困難をくぐり抜けます。

夢の中のような出来事が起こったりします。

田村カフカ君は事情があって数日間、誰にも会わずに森の中にある小屋で暮らすことになります。

森の中での小屋の生活がとても印象に残りました。

この作品を語る上で欠かせないのが、ホシノ青年の存在でしょう。

ホシノ青年はナカタ老人と一緒に旅をすることになります。

この2人のコンビネーションが絶妙な味を出します。

第1位 川上健一/翼はいつまでも

青森県の中学三年生、神山は補欠の野球部員、平凡な生徒だ。ある日米軍放送で聴いたビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」が彼を変えた。聞き覚えてクラスで歌い彼はクラスで認められた。多恵からも声をかけられ初恋の思いを抱く。夏休み、さまざまなトラブルが彼を襲う。でも彼には仲間がいるし、ビートルズがくれた勇気もある。「本の雑誌が選ぶ2001年度ベスト1」「第17回坪田譲治文学賞」受賞。
引用元:「BOOK」データベース

面白いです。読後感がとても爽やかな作品です。

神山少年が様々な困難を乗り越えて成長していきます。

著者の11年ぶりとなる作品です。

神山君がビートルズの曲に勇気をもらって大人に立ち向かっていく姿に心打たれました。

神山君の恋の行方にも注目です。中学生の頃の純粋な気持ちに戻ることができます。