きりんのきもち

【書評】経済的自由を手に入れたい人のための本ロバート・キヨサキ『改訂版金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』

経済的自由を手に入れたい人はぜひとも読んでおくべきだと思います。

金持ち父さん貧乏父さんよりこの本に書いてあることの方が重要だと思いました。

 

クワドラントとは円を四等分したものです。

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Eは従業員(employee)

Sは自営業者(self-employed)

Bはビジネスオーナー(business owner)

Iは投資家(investor)

キャッシュフロー・クワドラントは収入を得るための4つの方法を表しています。

あなたはどのクワドラントに属していますか?

著者はどのクワドラントに属していても経済的に自由になることは可能だが、ビジネスオーナーや投資家が持つ技術を使えば、より早くゴールに到達することができると言います。

今、従業員や自営業者をやっていてビジネスオーナーや投資家になりたい人が読むべき本です。

クワドラントの左側のE(従業員)とS(自営業者)と右側のB(ビジネスオーナー)とI(投資家)の違いが分かる話が紹介されていました。

昔あるところにひなびた村があった。その村では雨が降らず、村人は水が手に入らず困っていた。

この問題を解決するために、長老は村に水を運んでくる仕事を引き受けてくれる人を募集した。

二人の若者が名乗り出て、長老と契約を交わした。太郎と直人という若者だった。

太郎は契約が決まるとすぐに、プラスチック製のバケツを二つ買ってきて、3キロほど離れた川に行って、水を運び始めた。

こうして毎日朝から晩まで二つのバケツで水を運び続けた太郎のもとには、すぐにお金が舞い込んできた。

太郎は運んできた水を、村人たちが作った金属製のタンクに流し込んだ。

毎朝太郎は村の誰よりも早く起きて、必要なだけの水がいつもタンクの中にあるようにしなければならなかった。

仕事は辛かったが、お金が入ってくるのが嬉しかった。

一方の直人は、契約を結んだ後しばらく村から姿を消した。

直人はバケツを二つ買って太郎と競い合うつもりはなかった。

その代わりに、ビジネスプランを立て、会社を起こした。

そして、三人の投資家を見つけ、実際に現場で仕事をする社長を雇い、七ヶ月後、建築作業員を連れて村に戻ってきた。

十ヶ月後、直人の会社は村と川を結ぶステンレスのパイプラインを完成させた。

直人は自分のところの水は太郎が運ぶ水よりきれいだと村人に言った。

太郎の運ぶ水に土が混じっていると文句を言う人がいることを直人は知っていた。

さらに直人は自分の会社は年中無休で水を供給できると言った。

太郎は週末働かなかったので、土曜と日曜は水の供給がストップしていた。

直人は水の料金を太郎の料金の三分の一にすると発表した。村人は大喜びで直人が作ったパイプラインの水を使うようになった。

直人との競争に勝つために太郎はすぐに水の料金を三分の一に下げた。

新たに二つバケツを買って、四つのバケツで水を運んだ。

さらに、二人の従業員を雇い、交代で夜や週末も水を運ぶことにした。

直人はほかの村も水を必要としているだろうと考えた。

ビジネスプランを書き直し、世界中に散らばる未開発の村で、自分が考え出した水の供給システムを売って歩いた。

直人の儲けはバケツ一杯分の水につきわずか10円だったが、毎日の供給量は膨大な量だった。

だから、直人が実際に身体を動かして働かなくても、世界中で何千万人という人が一日にバケツにして何杯もの水を使い、そこから入るお金が全て直人の銀行口座に流れ込んだ。

直人はそれからずっと幸せに暮らし、太郎はずっと必死で働き続け、お金に苦労する生活を続けた。おしまい。


この本の第一部では、四つのクワドラントに属する人たちの違いについて説明しています。

第二部では、キャッシュフロー・クワドラントの右側を選んだ場合、心構えや考え方をどのように育てていけば良いかを説明しています。

第三部では、キャッシュフロー・クワドラントの右側へと移る道に足を踏み出すための七つのステップを紹介しています。